公開日 2024年11月07日
こんにちは、トランプ不動産小泉です。
今回はつい先日、日経Xテックで目にした中野サンプラザのお話です。
データの元の記事はこちらです。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/02236/
「中野サンプラザ」跡地再開発で異例の事態、工費上昇で計画見直しへ
数千億円に上る再開発事業が見直しとなる異例の事態に陥っている──。「中野サンプラザ」跡地周辺の再開発を巡り、事業を担う野村不動産などが、東京都への施工認可申請を取り下げた。建設費の大幅な上振れが主な要因で、予定していた2029年度中の竣工は困難になった。中野区は24年10月24日に事業の見直しを表明。今後、事業者と共に計画を再検討する。
事業者が2023年11月に発表した「NAKANOサンプラザシティ(仮称)」の完成イメージ。7000人を収容するホールや商業施設などが入る高さ262mの超高層ビルと低層棟から成る(出所:野村不動産、東急不動産、住友商事、JR東日本)
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再開発は、中野サンプラザと旧中野区役所の跡地約2万3460m2を対象とする。ホールや商業施設、マンションなどが入る超高層ビルと低層棟からなる複合施設「NAKANOサンプラザシティ(仮称)」を建設する計画だ。中野区は21年1月、野村不動産を代表に、東急不動産や住友商事、JR東日本、ヒューリックを事業の施工予定者に選定した(ヒューリックは24年6月までに撤退)。
中野駅新北口エリアにおける再開発事業の計画区域(出所:野村不動産、東急不動産、住友商事、JR東日本)
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事業者グループは24年7月、都に施工認可を申請。しかし、10月11日に中野区を経由して都に申請を取り下げる旨を伝えた。異例の事態の背景にあるのは、度重なる建設費の上昇だ。
事業者グループは提案当初、事業費を1810億円と見込んでいた。しかし、資材や人件費の高騰などにより、22年12月に2250億円、23年11月に2500億円、24年1月に2639億円へ増額した。竣工は28年度中を予定していたが、29年度中に後ろ倒しとなった。
基本設計完了後の24年9月、工事を担う清水建設の見積もりにより、さらに900億円増となることが判明。これが決定打となり、事業者グループは事業着手が困難として認可申請を取り下げる旨を中野区に伝達。29年度中の竣工も困難との見方を示した。
中野区の酒井直人区長は24年10月24日の会見で「ここまでの値上がりは想定外だった。見積もりを精査し、事業者と計画を再検討していく」と述べた。
との内容で、かねてから、工事費の上昇が懸念されてはいましたが、とうとう正式に事業者グループが申請を取り下げたということでした。
今後どうなるのかは不透明なようで、個人的にも大好きな街の中野の開発はずっと気にしている事なので、引き続き情報を気にして、またご紹介できればと思っています。
それでは、また☆
(投稿者:小泉)
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