営業日誌

金融不安?

公開日 2023年05月11日


本社総務の田中です。昨今アメリカの中小金融機関に破綻が相次いでいます。原因はコロナ感染予防対策を世界中の国が景気対策と称して

金融を緩めて市中に資金を提供した。その為、金融はジャブジャブとなり各金融機関に預金として滞留していた。預かった金融機関はその

お金を、国債に投資していた。しかし、コロナ感染も落ち着き、経済も落ち着いてきた。その為、経済が活性化してきたが、コロナ感染で

人員整理したり、生産を縮小していた為、品物不足、人員不足になってしまった。そこにウクライナの戦争が加わり、原油の値上がり、穀物の

値上がり、輸送費用の値上がり等を招き、インフレが急激に襲ってきた。FRBは金利の引き上げを進めたため、国債の価格が暴落してしまった。

その為、取得していた国債の評価損を招き、破綻してしまった。今後もこのような事は続いていくと思われる。金利が引き上げられると、不動産市場に

取っては打撃となる。アメリカでは、住宅市場、商業用不動産の下落が起きている。では、日本はどうだろうか?植田日銀総裁は当面金利の引き上げは無い

と先日話していた。しかし、日本もインフレの状態が続いており、一年前と比べると3割位の値上がりがあると言われています。4月に大幅な給与のベースアップ

がありましたが、まだ少し足りない状態で来年度も同じように続いていく事を期待している人が多いようです。最近の不動産を購入したいと思っている人は

多いのですが、やはり、金利の動向と、金融機関の信用収縮、不動産価格の下落を気にしているらしく躊躇している方が多いらしい。確かに、バブルがはじけて

不動産の底と言われるのが平成12年から14年。そこから徐々に回復してきて平成22年から令和5年までに2倍になったと言われています。上がった物は下がるという事が

世の常と言われています。当社は買取再販で収益を上げている企業です。ここは、高値つかみをしないように良く物件を見定めて仕入をしていきたいと思います。

苦しい相場なのかもしれませんが頑張って行きたいと思ってます。頑張りましょう。

 

 

 

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(投稿者:田中)

 

 

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