マンションリフォームできる?できない?

公開日 2020年03月03日

更新日 2020年03月13日

分譲マンションを購入された方、

長年住んでいると水廻りが気になったり、壁紙や床のめくれなど

気になってくる箇所がいくつか出てきているのではないでしょうか?

そこでリノベーションを検討する方も多いかと思います。

ニーズの高いリノベーションですが、マンションの規約により,

簡単なものでも申請が必要であったり、材料に制限があったりして

できる、できないがありますので必ず事前に確認する必要があります。

 

◇壁紙を張り替えたい

 

 こちらは基本的にOKです。

 躯体部分を除く室内は専有部分となり区分所有者の判断にてリフォーム可能です。

 マンションには建築基準法の内装制限(火災が発生した際に、燃え広がりや

 有毒ガスの発生を抑制するために設けられた制限)が

 かかっている場合もあるので燃えにくい材料を選ばなければなりません。

 

◇床を張り替えたい。

 

 こちらは基本的にOKです。

 専有部分に該当するので変更可能です。

 ただし、マンションによって遮音等級を規約で決められている場合もありますので

 事前に管理組合に確認が必要です。

 

◇窓(サッシ)を交換したい。

 

 基本的にNGです。

 窓枠及び窓ガラスは専有部分に含まれず共用部分に含まれます。

 窓ガラスの劣化・防音性・防犯性などに問題がある際は大規模修繕の際に

 交換を検討することもありますので管理組合に問い合わせてみて下さい。

 

◇玄関の色を変えたい。

 

 基本的に△です。

 玄関ドアの外廊下側は個人の判断で変えることはできません。

 しかし玄関ドアの内側の部分は専有部分になりますので色を変えることは可能です。

 

◇間取り変更をしたい。

 

 基本的にはOKです。

 専有部分にあたるため間取り変更は可能です。

 ライフステージごとに必要な間取りは変わるので柔軟に変更していきたいですね。

 メインの給排水管の位置によっては水回りを変えるのは難しい事もありますので

 十分な検討が必要にもなりますのでご注意下さい。

 

◇排水管を交換したい。

 

 基本的には△です。

 排水管の部分によります。マンションの排水管はパイプスペースの中を最上階から

 最下階まで貫いており、各居住の排水が流れており共有部分の箇所が存在します。

 そこから枝分かれして専有で使用している部分に関しては交換が可能です。

 マンションの給排水管の寿命は約15年~20年と言われています。

 年数を目安に早めに交換の計画を立てていきたいですね。

 

マンションリフォームには「専有部分」「共有部分」をしっかりと理解して

規約等を守っていけば比較的自由に変更を楽しむことができます。

ご自宅の事で、小さな箇所でも気になる事がありましたらお気軽にご相談下さい。

 

トランプ不動産株式会社

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